寺田有希がかわいいので堀江貴文の「ゼロ」を読んだ

ホリエモンは一時期社会を大いに騒がせた。

IT企業の社長として富を築き、近鉄バファローズ買収に始まりニッポン放送株を取得しフジテレビを手中にいれようとしていたかと思えば、選挙に出馬し敗れたもののそれなりの票を獲得した。

若者からは支持されていたものの、メディアが吹聴した”金でなんでも買える”といったようなホリエモンのイメージのせいもあり多くの人々は彼を快くは思っていなかった。

私もメディアが創り出したホリエモンスターのイメージとダンスっちまっていたので、彼がある雑誌で「言ってないことで誤解を受けている」という風なことを言っているのを見て、いやいやそんなことはないだろと思っていた。

いわゆるライブドア事件で逮捕、収監され姿を消していたが気づいたら彼はシャバに戻ってきていた。

今彼は何をやっているのか。

かわいい女性とYoutubeやってる。

ホリエモンチャンネルは寺田有希がかわいい

ホリエモンチャンネルとは堀江貴文がYoutubeに開設しているチャンネルであり、色々動画はあるが、メルマガ読者から寄せられる質問に答えるコーナーにアシスタントとして寺田有希が出演している。

彼女は元はホリプロに所属していたが、現在は”ベンチャー女優”と名乗りフリーで活動している。

寺田有希は持ち前の明るさと、IT土方をITひじかたと読むなど新選組もビックリの読み間違いや噛みまくりながら質問を読み上げる独自のスタイルに定評がある。

堀江貴文の質問への答えも面白いけれど、彼女の存在があることで連続視聴にも耐える動画となっている。

最近はロングヘアーだがショートカットの方が彼女の溌剌とした印象を強めて良いのではないだろうか。

 これからの逆三白眼の話をしよう

初期の動画ではカメラは固定だったが、寺田カメラというものが導入され質問の読み上げをしている寺田有希がアップで撮影されるようになり、回を重ねるごとに顔にカメラが近づいていっている。接写での見下ろしが熱い。 

世間では上目遣いが可愛いとされているが、これからは寺田有希のように見下ろすことで黒目の下の方が隠れてできる逆三白眼の時代になるだろう。

女性がボーラ―ハットをかぶるとそれだけで8割増しになる。

メガネの寺田もいい。

こんな風にしてホリエモンチャンネルの動画を見ていくうちに、堀江貴文にも興味が出てきたので本を読んでみることにした。

堀江貴文の「ゼロ」の感想とか内容とか要約みたいな感じ

スポンサーリンク

ゼロはゼロだ。何もない。

何もないところに少しずつ何かを足していく。人生はそれの繰り返しだ。

逮捕収監により一度すべてを失いゼロの状態に戻った彼が、ホリエモンではなく堀江貴文として、流行りの”ありのままの姿”をさらけだす。

人生を振り返りながら堀江貴文個人の思いが綴られている。

1～2章では堀江貴文の生い立ちが書かれ、それ以降は彼の主に働くということについての人生論だった。

理不尽な両親と退屈な田舎への失望からコンピュータープログラミングに早い内からのめりこみ、田舎から抜け出すために東大受験を試みその目的を果たす。

堀江は男子校育ちの非モテで東大でも女の子を前にしてキョドりまくっていた。女性と相対する経験が皆無だったことから免疫がついていなかったせいだという。

東大時代にハマったヒッチハイクを例に、経験すること、そしてチャンスを逃さないための物事に対するノリの良さを堀江は強調する。

そういった姿勢があるからインターネット黎明期に起業を考えて独立しようとした際に、当時アルバイトをしていた会社から月70万で慰留を求められても断った。

そして時流に乗り時の人となったのだ。

なぜ堀江は既に大金を手にしているのに働くのだろうか？

「もう充分金はあるんだから働かずに映画や漫画やゲームばかりして過ごしたり、好きなことやればいいじゃないか。好きなものをたらふく食べて、会社に赴くサラリーマンを尻目にアイドルのイベントに行ったりすることもできるのになぜしない！？働くなんてまっぴらごめんだ畜生め」と人は言う。

だがそれは的外れだ。彼は金のために働いているわけではない。恐らくマズローの5段階欲求説で言えば自己実現やらの領域に入っているのだろう。やりたいことをやっているだけなのだ。

仕事に没頭することで堀江は幼少期から捕らわれていたという死の恐怖や金や両親から自立した。働くということは彼のとって自由を手に入れるための道だった。

彼は元は非モテだし中高時代は成績も悪かった。ゼロだった状態に少しずつ成功体験を、努力を積み重ねていった結果社会的な成功に至った。

「元々頭が良かったんだろ、おれっちたち平民は頭がスポンジでできてるのさ！」と人は言う。

だが例えスポンジであったとしてもこんにゃくゼリーくらいにはなれるかもしれない。思考停止せずにゼロにイチを足していくならば。

3～5章は自己啓発的な趣があり、「7つの習慣」にも通じる部分もあった。

動画でたまに見受けられる彼のリバタリアン的な考えには同意できないが、この本で述べていることは至極真っ当だ。

堀江貴文に悪いイメージを持っている人は読んだら印象変わると思うよ。

結論

寺田有希はかわいい。